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精選英熟語

Not at all : 全く~ない、まったく~でない

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1. 定義と意味

"Not at all" は、主に以下の2つの意味で使われます。

完全否定: 動詞、形容詞、副詞などを完全に否定する表現です。"not" だけでは部分的な否定になりますが、"at all" を加えることで、徹底的な否定を強調します。

丁寧な返答: お礼や感謝の言葉に対して、謙虚に返答する表現です。"どういたしまして" や "とんでもありません" と同じ意味合いになります。


2.活用法と文法構造

1) 完全否定

否定対象: 動詞、形容詞、副詞

構造:
否定詞 not + 助動詞 be + 主語 + 形容詞/副詞 + at all
否定詞 not + 動詞原形 + at all

例:

I am not at all happy.
(私は全然幸せじゃない)

She does not sing at all well.
(彼女は全然歌が上手じゃない)

This movie is not at all interesting.
(この映画は全然面白くない)

2) 丁寧な返答

返答対象: お礼や感謝の言葉

構造:
Not at all.
(単独で使う)

例:

Person 1: Thank you for your help.
(助けてくれてありがとう)

Person 2: Not at all.
(どういたしまして)


3. 類似表現

Not a bit: "Not at all" とほぼ同じ意味で、完全否定を表します。
Far from it: "Not at all" よりも強い否定表現で、真逆であることを強調します。
By no means: "Not at all" よりもフォーマルな表現で、絶対に~ないことを強調します。


4. 例文

完全否定

I'm not at all tired.
(全然疲れてない)

This food is not at all spicy.
(この料理は全然辛くない)

I did not at all understand the explanation.
(説明が全然理解できなかった)

丁寧な返答

Thank you for the compliment. Not at all.
(褒めてくれてありがとう。どういたしまして。)

I appreciate your help. Not at all.
(助けてくれてありがとう。どういたしまして。)

You're welcome to stay here. Not at all.
(ここに泊まってください。どういたしまして。)


5. 追加説明

* "Not at all" は、フォーマルからインフォーマルまで幅広く使える表現です。

* ネイティブスピーカーは、"Not at all" を様々なバリエーションで使います。 例えば、"Not at all, my pleasure." (どういたしまして、喜んで。) や "Not at all! It was my pleasure." (どういたしまして!こちらこそ。) などがあります。

* "Not at all" は、否定的な意味だけでなく、肯定的な意味でも使われることがあります。 例えば、"I'm not at all sure." (全然確信が持てない) のように、不確実性を表すことができます。
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